君にいいことがあるように

Snow ManとかWESTとかもろもろ

* きっと、彼が好きなんだ

 

 

出会ったときは『関西』ジュニアだった。

一目惚れなんてしたことなかったけど、彼は間違いなく一目惚れだった。別の目的で見た番組、終わった後、名前も知らなかった彼のことを「好きだなあ」とぽつりと呟いた。調べたりはしなかったんだけど、妹が勧めてきた番組に彼がいてびっくりした。あの時の彼だ…って。意図せずに再会するわけで。(みたいな話は他の記事で書いてるはず。)

 

彼が所属する『関西』ジュニアが好きだった。わたしが好きになった時は、ユニットという概念がなかった。あったものは自然消滅し、地盤がゆるゆるのあの時期。本人たち曰く"焼け野原"の時期。あの時期から好きになったから『関西』ジュニアのファミリー感が好きだった。関西ジュニアがユニット名かのように全員が一丸となって頑張ってた。素顔4の関西ジュニア盤のナレーションで「個人戦」だと言っていたけど、わたしはそんなことは全く思ってなかった。1人のミスは関西ジュニア全体のミス、みたいな印象だった。ユニットがないからこそ、固定の組み合わせがなく、様々な形が見られた。色んな絡みが見られた。そんな『関西』ジュニアが好きだった。彼は、『関西』ジュニアの先頭を走っていた。関西ジュニアの代表としてお仕事いただくことが多かった。また、年齢と歴が他のメンバーより上なため、場をまとめることが多かった。50人近くいる『関西』ジュニアみんなに話を振り、雰囲気が良くないと感じたら自分からボケたり、ツッコミしたりして、場を盛り上げた。パフォーマンス力も高くて、バックをつけてのパフォーマンスはもちろん、ソロでパフォーマンスすることも少なくはなかった。彼こそ『関西』ジュニアの代表だった。

 

 

そんな彼が、あの日以降、『関東』ジュニアのグループに所属することになった。

 

わたしは『関西』ジュニアを応援していることに誇りは言い過ぎかもしれないけど、でも、それぐらい『関西』ジュニアを応援していることに自信を持っていた。し、『関西』ジュニアである彼が好きだと思ってた。彼が『関西』ジュニアでなくなることが想像できなくて、現実が受け入れられなくて、何回も泣いた。彼が『関西』ジュニアを抜けたその頃には、何年かぶりに『関西』ジュニアにもユニットができていて、新たな時代が始まっていた。それもわたしは受け入れられなかった。

ああ、私が好きになった『関西』ジュニアじゃない。

ユニットができてから薄々感じてはいたことだったけど、彼が抜けた今、それが確信になってしまった。

 

 

でも、『関東』ジュニアの世界を好きになれるのか。

 

『関東』に魅力を感じて応援するわけではない。というか今まで『関東』を敵視していた。というか『関東』にはない魅力が『関西』にはある、と信じて応援してきたから、どうなのかと。好きになったから『関西』から『関東』になったわけではない、と。

 

ジュニアを好きになって初めて、関東ジュニアのグループ、Snow Manを応援することになる。

 

『関東』と『関西』の違いに戸惑うこともあったけど、1番戸惑ったのは、担当である彼の変化だった。『関西』では、お兄ちゃんポジションを担っていたが、『関東』もといSnow Manでは、下から3番目。つまり、弟ポジション。とっても生き生きしているように見える。彼の兄弟構成が兄1人だったことを思い出す。あと、ダンスのスキル。関西のときもなかなかの上手さだったが、Snow Manに加入してから、間違いなく上がった。いい意味で癖がなくなった。表現力も上がってる。メンバーと頻繁にアイコンタクトをする姿を見た時は、感動と驚きで何故か泣きそうになった。Snow Manに加入したことで、彼にとっていい変化がいっぱいあった。だからこそ、『関東』をSnow Manを応援しようと思った。ここまで死ぬほど考えた。『関西』と『関東』を天秤にかけ、彼を見ながら、自分のこれからの立ち位置を考えた。たかがアイドルって言われたらそうなんだけど、でもわたしの中では大きな、大きな出来事だった。(ご飯がモノクロに見えたり、友人から心配されたり、何もかも捨てたくなるほどのレベルだった。)

 

Snow Manを応援する、担当をすると決めるまでにそれなりの時間をかけた。悩みながら現場に足を運んだ時期もあった。だからこそ、今は本当に大好きなグループ。デビューが決まった時も素直に喜ぶことができたし(ちょっと思うところはあったけど)、これからも着いていくという決断ができた。わたしは、この、9人が好きなんだと。

こんだけ悩んだグループだからこそ、わたしの『関西』と『関東』の概念をぶっ壊したグループだからこそ、絶対に、どんな形であれ、幸せになってくれよと願う。Snow Manが楽しそうにしているだけで、わたしも幸せになれるし、元気がもらえるんだよ。嫌なことだって頑張れるんだよ。だから、Snow Manのみんなは、自分たちが信じる道を(と時々ファンの需要を)進んでほしい、と。

 

 

結局な話、『関西』だろうが、『関東』だろうが、彼が、向井康二くんが好きなんだなと思ったよ。場所なんて関係ない、やっぱり君が担当なんだと。

 

『関西』のこうじくんも、『関東』のこうじくんも好きだもん。今でも過去の映像めちゃめちゃ見るもん。関西ジュニア時代のパフォーマンスの中でも、これには勝てないという殿堂入りのものもある。

 

こんだけダラダラ書いといて、結局、向井康二くん大好き~って内容かよって話なんですけど(本当にその通りすぎる)色々な経験をしたからこそ、この結論に至ったな、と。

 

ちなみにこうじくんの異動をきっかけに、『関東』のほうにも興味を持ち始め、ある『関東』ジュニアのグループを現在は気になっております。人生って何が起こるか分からないね(笑)